Windows10でSDメモリーカードのフォーマットと個人で行う場合の注意点

Windows 10でSDメモリカードをフォーマットする際の注意点

Windows 10では、SDメモリカードの初期化(フォーマット)を行うことができます。ファイルが保存できなくなった場合や、保存するデータに適したファイルシステム形式へ変更したいときなどに、フォーマット操作が有効です。

ただし、SDメモリカードをフォーマットすると、それまで保存されていたデータだけでなく、データを管理するための情報もすべて消去されます。そのため、フォーマットを実行する前には、必要なファイルのバックアップを必ず取っておきましょう。

なお、デジタルカメラやビデオカメラなどの専用機器で使用するSDメモリカードを、パソコンでフォーマットした場合、フォーマット形式の違いによってその機器で使用できなくなることがあります。

このコンテンツでは、Windowsの機能を使ってSDメモリカードをフォーマットする方法をご紹介していますが、カードをパソコン以外の機器で使用する予定がある場合は、その機器でフォーマットを行ってください。具体的なフォーマット手順は、機器の取扱説明書を参照するか、メーカーに確認することをおすすめします。

SDメモリーカードをフォーマットする方法についてご案内いたします。以下の手順に従って操作を行ってください。

SDカードのフォーマットの手順

Windows10でフォーマットを実行すると、SDカード内のすべてのデータが消去されます。重要なデータは事前にバックアップを取ることをおすすめします。

  1. SDメモリーカードをパソコンに挿入する:
    • パソコンのSDカードスロットにSDメモリーカードを挿入します。スロットがない場合は、USB接続のカードリーダーを使用してください。​
  2. エクスプローラーを開く:
    • タスクバーのフォルダーアイコンをクリックして、「エクスプローラー」を起動します。
  3. SDカードのドライブを選択する:
    • 左側のナビゲーションウィンドウから「PC」または「This PC」を選択し、接続したSDカードのドライブを右クリックします。​
  4. フォーマットを実行する:
    • 表示されたメニューから「フォーマット」を選択します。​
    • フォーマットの設定ウィンドウが表示されます。通常はデフォルトの設定で問題ありませんが、必要に応じてファイルシステム(例:FAT32、exFAT)やアロケーションユニットサイズを選択します。​
    • 「クイックフォーマット」のチェックボックスを確認し、必要に応じてチェックを入れるか外します。​
    • 「開始」をクリックし、警告メッセージが表示された場合は内容を確認の上、「OK」をクリックしてフォーマットを開始します。​
  5. フォーマットの完了:
    • フォーマットが完了すると、確認メッセージが表示されます。「OK」をクリックしてウィンドウを閉じます。​

注意点:

  • SDカードに書き込み禁止スイッチがある場合、フォーマット前にスイッチが「LOCK」になっていないことを確認してください。
  • フォーマット中にエラーが発生した場合は、SDカードやカードリーダーの接続を確認し、再度試行してください。​

以上の手順で、SDメモリーカードのフォーマットが完了します。

【Windows 11】SDカードをフォーマットする方法

◆ フォーマット前の準備

  • フォーマットを行うと、SDカード内のすべてのデータが消去されます。必要なデータはあらかじめバックアップしてください。

◆ フォーマット手順

  1. SDカードをパソコンに接続
    • SDカードスロット付きのパソコンであれば直接挿入。
    • スロットがない場合はUSB接続のカードリーダーを使用してください。
  2. エクスプローラーを開く
    • タスクバーのフォルダーアイコンをクリックして「エクスプローラー」を起動。
    • 左側のメニューから「PC」または「This PC」を選択。
  3. SDカードのドライブを右クリック
    • 一覧に表示されているSDカード(例:リムーバブルディスクやカード名付き)を右クリック
  4. 「フォーマット」を選択
    • メニューから「フォーマット」をクリックすると、フォーマット設定画面が表示されます。
  5. フォーマットの設定
    • ファイルシステム:通常は「FAT32」または「exFAT」を選択(容量により自動選択される場合あり)
    • アロケーションユニットサイズ:通常は「既定値」でOK
    • ボリュームラベル:任意の名前を入力(例:「SDCARD」など)
    • クイックフォーマット:通常はチェックを入れたままで問題ありません
  6. 「開始」をクリックしてフォーマット実行
    • 警告が表示されるので内容を確認し、「OK」や「はい」で実行。
    • 数秒~数十秒でフォーマットが完了します。
  7. 完了メッセージが表示されたら「OK」をクリック
    • SDカードは使用可能な状態になります。

◆ 注意事項

  • カードに書き込み禁止スイッチがある場合は、解除されていることを確認してください。
  • エラーが出た場合は、カードを一度抜き差しするか、別のリーダーで試してみてください。
  • カメラやレコーダーで使用する予定のSDカードは、使用機器側でフォーマットすることを推奨します。

SDカードをフォーマットした後のデータ復旧について

フォーマット後でもデータ復旧は可能?

SDカードをフォーマットすると、表面的にはデータが消去されたように見えますが、実際にはファイルの管理情報が削除されただけで、実データ自体は記録領域に残っていることがあります。そのため、専用の復旧ソフトを使えば、一定の確率で元のファイルを復元することができます。

ただし、復旧の成功率は「フォーマットの種類」と「その後の操作」によって大きく変わります。

復旧成功のカギはフォーマットの種類とその後の操作

クイックフォーマットの場合

クイックフォーマットでは、インデックス情報(ファイルテーブル)だけを初期化します。実データが記録されている領域は上書きされていないため、復旧ソフトによる高い確率での復元が可能です。

通常フォーマット(フルフォーマット)の場合

通常フォーマットは、セクタのスキャンやゼロ書き込み(上書き)を行う場合があります。この場合は、データ復旧の難易度が非常に高くなるか、不可能になることもあります。

フォーマット後に新たなデータを書き込んだ場合

新しいデータが古いデータの上に上書きされてしまうと復元は困難になります。フォーマット後はすぐに使用を中止し、上書きを防ぐことが大切です。

データを復旧するための方法

方法1:データ復旧ソフトを使う

市販または無料のデータ復旧ソフトでスキャンを行い、復元を試みます。

使い方の基本手順:

  1. ソフトをPCにインストール
  2. フォーマットしたSDカードを選択
  3. スキャンを実行
  4. 復元可能なファイルを確認して保存

※ 復旧先の保存場所はSDカード以外のドライブを指定してください。

方法2:データ復旧サービスに依頼する

自力での復旧が難しい、または成功しなかった場合は、専門のデータ復旧業者に依頼するのが確実です。特に、物理障害やSDカードが認識しない場合などは、プロによる高度な解析が必要です。

復旧を試みる前にやるべきこと

  • SDカードの使用をすぐに停止
  • カードを抜いて、安全に保管
  • 信頼できる復旧ソフトを使用、または業者に相談
状況 復旧可能性
クイックフォーマット直後 高い
通常フォーマット実行済み 低い
フォーマット後に上書き操作あり 低い〜不可
物理的な故障 専門業者が必要

復旧を望む場合は、とにかく早く行動することが重要です。できるだけ何もせず、専門の対応を検討してください。

データ復旧を業者に依頼するという選択

データ復旧業者は、SDカードに発生する物理障害・論理障害のどちらにも対応しており、データを高確率で復元できる技術を持っています。SDカードの状態を正確に診断したうえで復旧作業を行うため、データを安全に復旧できる点が大きなメリットです。

また、復旧にかかる時間や手間が利用者側にほとんどかからない点も、業者に依頼する利点のひとつです。万が一にもデータ復旧に失敗できない状況であれば、専門的な技術と設備を持つ復旧業者の力を借りるのが最適です。

データ復旧専門業者を選ぶ際のポイント

復旧業者を選ぶ際は、その技術力や提示されている実績などを確認することが重要です。以下のポイントに注目して選ぶとよいでしょう。

POINT1技術力の高さ

データ復旧は専門的な知識と技術を要する作業であり、業者によって技術力には差があります。復旧の精度を左右する初期診断においても、経験豊富なエンジニアが在籍している業者であれば、より的確な対応が期待できます。

複数の業者を比較しながら、技術レベルや実績を検討することで、データ復旧の成功率を高めることができます。

POINT2根拠のある復旧率の掲載があるか

復旧業者のホームページでは、復旧率が記載されている場合があります。復旧率が根拠を伴って明示されている場合、技術力の裏付けとなる場合が多く、判断材料として有効です。

また、自社内に復旧専用の設備を保有している業者は、豊富な知識と経験を持っている可能性が高く、安心して依頼できる選択肢となります。

POINT3根拠のない数値や外注対応には注意

ただし、復旧率には法律で定められた算出基準が存在しないため、根拠のない「復旧率100%」といった表現を使っている業者には注意が必要です。

また、業者によっては復旧作業を外部に委託している場合もあります。依頼前に、復旧が自社対応かどうかを確認しておくと安心です。

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