ビデオカメラのデータ復旧のベストガイド

コンパクトビデオカメラのデータ誤削除

ビデオカメラがデータ復旧サービスの利用が必要になるのは以下のトラブルです。

  • データが消えた
  • 誤って消してしまった
  • フォーマットしてしまった
  • 初期化してしまった
  • 突然電源が入らなくなっている
  • データにアクセスできなくなり

せっかく記録したはずの大切思い出としての映像データが消えてしまって、動揺してしまったり、正常な心持ちで対応するのは非常にどう気持ちを整理すれば良いのかわからなくて当然です。このページではビデオカメラからのデータ復旧の専門家として解説いたします。

本ページの要約

  • 壊れたビデオカメラのデータを取り戻すにはデータ復旧サービスの利用が必要です。
  • あらゆる故障・障害を抱えたビデオカメラに技術力の高いデータ復旧サービスは対応。
  • 自分で触るのが怖い方は、専門家(データ復旧会社)での初期調査がおすすめです。

ビデオカメラの3種の内蔵ストレージ

ビデオカメラには、データを保存するためのストレージが内蔵されています。この内蔵ストレージには主にフラッシュメモリ、ハードディスクドライブ(HDD)、およびソリッドステートドライブ(SSD)の3種類が存在します。トラブルの解決策を探している方は多いですが、データのストレージがさまざまであるため、ネット上には正しい情報が多くはありません。データ復旧サービスを提供する事業者はほとんどがハードディスクには対応していますが、フラッシュメモリやSSDには対応していないことが多いからです。

よくあるトラブル事例

よくあるトラブル状況を下記にまとめました。トラブルは複雑ですが、できるだけわかりやすくするために「物理障害」と「論理障害」に分類することが多くあります。そのため物理障害と論理障害が同時に発生している場合もあります。

ただし、物理障害が発生している場合には論理障害も同時に発生している複合的な障害である場合もあるため、データ復旧専門業者に依頼しなければ復旧することは非常に難しいです。

物理障害の具体例 論理障害の具体例
  • 電源が入らない
  • 落下による破損・故障
  • USB接続できない
  • フリーズして操作不能
  • 電源ランプが一瞬点灯する
  • 浸水・水濡れ
  • 液晶画面に何も表示されない
  • 画面が真っ白になる
  • タッチ操作できない
  • フォーマットエラー・操作不能
  • フォーマットした・本体内蔵メモリを初期化
  • 該当ファイルがありません
  • 全てのデータを消去した
  • 勝手にデータが消えていた
  • サムネイル情報にエラーを検出しました
  • サムネイル情報修復中ですと表示された
  • 動画管理ファイルが壊れたと表示
  • 上書きした

【物理障害】ビデオカメラ本体が故障・損傷している場合

経年劣化や寿命によって突然起動しなくなったり、落下させてしまうことで物理障害を抱えたビデオカメラでお困りの場合には自力で何とかすることは難しいです。 メーカーでは初期化を伴う修理サービスのみの提供です。後述しますが、データ復旧サービスを利用する場合には必ず無料診断を受ける必要がありますが、その際に壊れたビデオカメラを分解・解体する必要が高いです。

水濡れ・浸水した場合

ビデオカメラに水がかかってしまったり、海やプールなどに落としてしまって浸水してしまう場合がありますが、そのような時に防水タイプのビデオカメラであっても電源が入らなくなるトラブルが発生することがあります。 このような場合でもデータが戻ってくる可能性はありますので、データ復旧サービスの無料診断をご利用ください。

【論理障害】ビデオカメラ本体が故障していない場合

フォーマットしたり、誤って削除してしまったり、起動するが操作不能な状態になっている場合であってもデータを取り戻すことができる可能性はあります。データの上書きやデータ復元ソフトの使用によってデータ復旧が不可能な状態になる場合もありますので、くれぐれもご自身での復旧作業はご注意ください。

データ復旧とは

データ復旧とは専門設備と知識と技術によって、障害が発生したビデオカメラをはじめとしたあらゆるデータストレージ製品から利用者にとって価値のあるデータを取り戻すサービスです。そのため、ビデオカメラのみならず、デジカメやSDカードが壊れてしまった場合に頼ることができるのがデータ復旧です。

データ復旧サービスと修理サービスの違い

データ復旧業者と修理の違い

修理は「再び使えるようにすること」です。さまざまな修理サービスがあるので、馴染みがある言葉だと思いますし、おわかりの方がほとんどかと思います。一方でデータ復旧の目的はデータを再び利用できるようにするサービスです。まず、初期調査を行いお見積りと調査結果をご案内します。

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メーカー修理で初期化と言われてもデータ復旧は可能です。上述の通り、データ復旧と修理は相反するものです。そのため、メーカーに復旧することはできないと言われたり、修理をする際に初期化(工場出荷時の状態に戻す)すると言われた場合であってもデータ復旧の可能性はあります。壊れ方によってどのような状態になっているかわかりませんが、まずはデータ復旧専門業者にご相談ください。

  データ復旧 メーカー修理
データ 〇 救出可能 × すべて消失
手元に戻ってくるもの データ+壊れた機器 新品同様の機器

他社不可でも復旧可能

他社で復旧不可と判定されてしまってもデータ復旧できる可能性はございます。調査の精度はデータ復旧会社によって異なります。また、技術力も異なりますので復旧できそうな業者に依頼することが最も望ましいです。データ復旧の調査・診断作業を行うだけでも負荷がかかりますので、最初に依頼する企業は信頼性が高いことが必要です。

データ復旧サービスの流れ

サービスフローチャート

  • 1お問合せ・お申し込み
    ホームページのお問い合わせフォームから、お見積もりまたはデータ復旧のお申込みをお願いします。
  • 2依頼品の発送
    お申し込みいただいた方に、依頼品の発送手順の詳細をご連絡しますので、そちらに沿って発送ください。
  • 3弊社にて受取・初期診断
    依頼品受け取り後、弊社にて障害状況の診断を行い、お見積り・診断結果をお客様にご連絡します。
  • 4データ復旧作業
    お見積もり、診断内容にご納得いただけましたら復旧作業に入ります。
  • 5データ納品
    復旧したデータは納品用HDDなどに入れてお預かり品とともにお客様に納品いたします。
  • 6アフターサポート
    データをお客様の元にお届けしたあとのデータ復元作業はお客様に行っていただきますが、不明な点などは担当がサポートいたしますので、ご安心ください。

ビデオカメラのデータ復旧率を高めるポイント

ポイント

  • ①データが消えた、消してしまったら何もしない
  • ②電源を切り、基本的には何もしない
  • ③試し撮り・再度撮影を試みるなど、データの上書き行為は絶対禁止
  • ④データ復旧ソフトを試すのはNG

データが消えた場合には何もしない

データが消えてしまった場合にはシステムが壊れている可能性もありますが、物理的に壊れている場合もあります。壊れている箇所がわからないため、何かしらの操作を行うことはおすすめできません。

電源ボタンは押さない

電源が入らない、正常に起動しない状態のビデオカメラは本当に起動していないかわからないため、やみくもに使用することでデータをさらに上書きしたり、フォーマットしたり、何をするかわからないので使用はおすすめできません。

データ復元ソフトの安易な使用はNG

データ復元ソフトにてデータの復元は特定の条件下において有効です。有料復旧ソフトであっても復旧できない場合もあります。そのため、データの重要性、データが消えた経緯を考慮して、復元ソフトを試すか検討する必要があります。

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内蔵メモリの種類が異なることによって求められる技術や設備が異なるため、データ復旧技術力の高い業者への依頼が必須です。なぜかというと、ビデオカメラの内蔵メモリは大きく分けて2種類あります。HDDを使用したモデルとNAND型フラッシュメモリを使用したモデルです。高度な技術力のあるデータ復旧サービスでなければ対応できないからです。

ビデオカメラのデータ復旧ならDATASMARTへ

元埼玉県警捜査一課デジタル捜査班 佐々木成三氏
DATASMARTではビデオカメラのデータ復旧に対応しています。全国放送を行っているテレビ局やニュースキャスターの方の撮影データの復旧実績もございます。全国対応しているので東京以外の方も郵送でのビデオカメラのデータ復旧も可能です。実際にサービスをご利用いただいた方からのレビューはGoogle Mapでご確認ください。

サービス情報

8つの無料 ①初期診断料金:無料
②分解・取り外し料金:無料
③組み立て料金:無料
④部品料金:無料
⑤復旧後の返送料金:無料
⑥納品用メディア料金:無料
⑦バックアップ作成料金:無料
⑧データ保管料金(1週間):無料
サービスの流れ ①お問合せ→②依頼品の発送→③お預かり無料診断→④データ復旧作業→⑤データ納品
おすすめ
ポイント
デジタル捜査のスペシャリスト捜査一課元刑事のお墨付き
業界最高峰のデータ復旧技術
復旧難易度の高いスマホでのデータ復旧
各県警への捜査協力・技術提供(高度デジタルフォレンジックサービスの提供)
感謝状受領

警察からの感謝状の受領実績

埼玉県警より受領した感謝状

データ復旧の専門サービス DATASMART

データ復旧・データ復元
専門業者の初期調査

ビデオカメラのデータ復旧実績

実際にデータ復旧に成功した事例をご紹介しますので、ご参考にしていただければ幸いです。似たような事例であっても無料診断をしない限りにはデータ復旧の可否は判明しませんのであくまでもご参考程度にご覧ください。

ビデオカメラの製造メーカー・モデル

ビデオカメラを含むデジタルカメラは子供の成長記録、行事、イベントの思い出、家族の思い出などなど、動画専用(写真としても併用可能)として記録しておけるビデオカメラは、思い出を見返す時に、時代や成長に合わせて、動画を見れますので使ってみると大変便利で、重要な記録アイテムとして愛用している方も多いと思います。

  • ソニー (Sony)
  • JVC (Victor Company of Japan)
  • パナソニック (Panasonic)
  • キヤノン (Canon)
  • ニコン (Nikon)
  • GoPro
  • DJI (特にドローンのカメラに強い)

これらのメーカーは、プロフェッショナルな映像制作から消費者向けの一般的な使用まで、さまざまなビデオカメラを製造しています。それぞれのメーカーが提供する製品の範囲は、独自の特性や機能を持ち、特定のニーズや用途に最適化されています。

ビデオカメラについて

ビデオカメラで動画や写真を撮影したら保存

基本的には撮影を終了すると勝手にデータとして保存されています。ただ、その保存先が2つに分けられます。ビデオカメラ本体かSDカード、メモリーカードなどの外部メモリのどちらかに保存されます。外部メモリは、ご自身で購入してビデオカメラのセットすることで保存する事が可能となります。

SDカードやHDDなどの他メディアでの保存を確認

ビデオカメラ本体への保存をしている方も多いと思いますが、本体の記録出来る容量は機種によりますが、大容量の物は少ないため、SD・メモリーカードを別途購入してそちらに保存されている方がほとんどだと思います。

ビデオカメラ本体のHDD、DVDに保存されている、外部メモリに保存されているといった様に、設定によって保存先が変わりますので、「データが無い」という困った状態の時は、本体、外部メモリのどちらかに保存されていないか確認する事も必要です。

撮影データが消失する事例

ビデオカメラに保存していたデータが消えてしまった場合は、以下の内容に心当たりがあると思います。

  • 間違えて動画を消してしまった
  • 子供が操作していたら消えていた
  • 操作ミスによってデータを消してしまった
  • 何もしていないのに消えていた
  • さっきまであったのに無くなっていた

といったように、何かをした訳では無いのにデータが消えていたという場合もあると思います。

何れにしても、大切なデータがビデオカメラで確認できない状況となると、焦ってしまうと思います。また、データが消えたり、確認出来ない状態となると、焦りから色々と操作してしまう事も多いと思います。この様な状態の時の対処でデータが復旧の可否や、誤った対処によって障害が拡大して料金も変わって来る可能性がありますので、まずは「何もせず」「電源を切り」冷静になってから、下記をご覧になってください。

データを消してしまった、消えた時の対処法

ビデオカメラのデータを記録している構造として、基本的には誤ってデータを消去してしまった場合には、データはまだ残っています。簡単に説明すると、データ①を操作ミスなどにより自分の手で大切なデータを消してしまったとします。この状態の時は、ビデオカメラ上ではデータ①が確認出来なくなってしまいますが、データが完全に消去されている訳ではありません

では、どのような状況でデータが完全に削除されるでしょうか?それは、新たにデータを保存した時です。ですので、誤ってデータを削除してしまった時には、データの上書きは厳禁です。新たに写真を撮る、動画を撮ってしまうと、誤って消してしまったデータは実際にはまだデータが残っている状態ですが、その上にデータが上書きされます

データの上書きは完全削除となりますので、この作業をしてしまった場合には、データの復旧は困難、またはデータ復旧が不可能となってしまいます。また、何もしていないのにデータが消えてしまった場合にも、データの上書きは厳禁となりますが、原因不明の症状の場合にはデータの破損、メモリーの破損などその他原因も考えられますので、重度の症状の可能性もあります。

データ復旧料金について

料金の決め方が障害レベル(軽度、中度、重度)で決まる場合、データ容量で決まる場合などさまざまなので、料金体系が異なります。最も重要なのは復旧実績や対応内容など、十分に確認し信頼できる業者に依頼することのが何よりも重要です。

もちろん、納品用メディアが無料か、復旧しなかった場合の料金請求があるのかどうかをご確認ください。データスマートは納品用メディアは無料です。

復旧可能なデータファイル

イメージファイル(写真、動画)、ビジネス用ファイルであるドキュメントファイル、エクセルファイルなどの拡張子がつく全てのファイルのデータ復旧に対応しています。

データ復旧可能なファイル形式一覧

まとめ

家族との大切な思い出の撮影のアイテムとして卒業式や入園式などのお子様のライフイベントの記録を残したり、ホームビデオの撮影をし、録画データを保存して利用している方も多いかと思います。

ビデオカメラのデータを誤って消してしまった場合には、基本的にはデータが完全に消えていない事例もございます。ただし、データを消失してしまった後の行動によって、データ復旧が不可能となる場合があります。

どのようなトラブルであってもデータが大事な方は専門家であるデータスマートにお気軽にご相談ください。データスマートはビデオカメラをはじめとするデジカメ、SDカードなどの半導体ストレージ製品のみならず監視カメラ、HDDやパソコンからのデータ復旧まで対応している総合型データ復旧サービスです。詳しくはこちらからご確認ください。

この記事を監修した専門家

データ復旧の専門家
データスマートナレッジ編集部
データスマートではあらゆるメディア・製品のデータ復旧を行っています。その経験と知見をもとに壊れたビデオカメラからのデータ復元の方法を解説致します。

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