Surfaceが水没・水濡れの修理・対処ガイド
パソコンを使用したデスクワークをしている際には何かを飲みながら、というのが定番ですよね。いつもだったら、仕事のお供をしてくれるコーヒーという液体が、使用しているSurfaceにかかってしまうと、そこからどうしていいのかわからなくなってしまうかと思います。専門家の視点から、徹底的に解説させていただきます。
この記事を監修した専門家
Surfaceを使用している際のトラブルの中でも一番焦ってしまうのが、コーヒーなどの飲み物がかかることによる水没です。
水没したSurfaceの中でも一番厄介なのが、液晶とキーボードが一体型になっている「Surface Laptop」です。Surface Proに関してはタイプカバーを使用していることが多いので、分離することができます。
目次
Surface Laptopが水没!データを消さない方法
Surfaceシリーズの中でもSurface Laptopは液晶とキーボードが一体になっている、ノートパソコン型のモデルです。とても使いやすく、薄型軽量ではありますが、その一方でコーヒーなどの液体をこぼしてしまうととても厄介です。薄型であるがゆえに、とても早く液体がSurfaceの本体内部に行き渡ります。そのため、コーヒーや牛乳などの液体をかけてしまった際に最初にすべきはSurface Laptopの電源を落とすということです。
電源を落とすことでSurface本体の故障を防ぐ
なぜSurface Laptopの電源を切らないといけないのか、と疑問に思う方も多いかと思います。基本的に精密機器や家電に関しては水がかかってしまうことによって、電気が正しく流れなくなることによる故障が発生してしまいます。故障の規模を最小限に抑えることができるのが、電源を落とすという行動なのです。
電源を切った後にどうすれば、良いのか?というのが一番知りたいことかと思います。もちろん、様々なSurfaceの使用環境があるので、できるだけ使用環境におけるベストな選択肢をご紹介いたします。
ACアダプター・充電ケーブルを外す
水をこぼしてしまったSurfaceから充電ケーブルを外すことも忘れてはいけない処置の一つです。焦ることなく、電源を落とし、充電ケーブルを外すことができれば、状態がこれ以上悪化することはありません。
水没したSurface Laptopの修理はマイクロソフトに
水没してしまったSurfaceをまた使いたいと思う方がほとんどだと思います。毎日のように使っていたデバイスなので、そこから何かしらの変化が起きると不便に感じたり、何となく違和感がありますよね。ただし、データのバックアップが取れている場合にはマイクロソフトの公式交換修理サービスの利用を推奨しています。Surfaceの修理難易度は非常に高いため、純正のパーツを提供することができるSurfaceのメーカーであるマイクロソフトに相談されることをお勧めしています。
データのバックアップがUSBや外付けHDDに取ってあるのであれば、本体をわざわざ直す必要はありません。何故かと言うと、一度何かしらの水分がかかってしまったSurface Laptopの内部の水分を100%正確に除去するのは難しいからです。
デメリット:工場出荷時の状態に初期化される
マイクロソフトのSurfaceの交換修理の一番のデメリットは本体交換になるので、データがすべて消去されるということです。そのため、マイクロソフトの公式修理サービスを利用する場合には必ず重要なデータのバックアップを作成してから依頼をしてください。
街中の非正規修理店は水没時には非推奨
水没してしまったSurfaceの修理を街中の非正規修理業者に持ち込むことはお勧めしません。データのバックアップがないから、データをそのままに修理することができるかもしれない!と考えて非正規修理に持ち込むことで、データが消えてしまう可能性があります。
デメリット:データが消えてしまう可能性も
なぜならば、水没をしたパソコン内部での浸水の仕方は千差万別です。コーヒーをこぼしたSurfaceの本体修理に成功した!と情報公開しているブログがあったとしても、ご自身の今の状況と同じかどうかは、Surface Laptopを開けてみないとわかりません。ショートしてしまって基盤が損傷している場合もあります。そのため、Surface Laptopが水没した際に重要なデータを取り出したい!とお考えの場合には非正規修理業者はおすすめできません。
水没したSurface Laptopのデータ復旧はデータ専門業者へ
Surfaceシリーズの本体修理難易度が高いことはすでにご説明いたしましたが、データ復旧はさらに難易度が高いです。これまでのパソコンであれば、HDDに発生した障害をソフトを使用して主にはデータ復旧をしていましたが、Surface Laptopに関しては基板(マザーボード)の回路修復も必要になってきます。
そのため、高い技術を持った事業者に依頼することができれば、高い確率でデータを取り戻すことができるのです。
デメリット:本体の新規購入が必要
Surface Laptopを一時的に動くように回復させ、データを取り出すので本体としての長期使用をすることは難しいです。また、データ復旧業者のほとんどが本体の長期使用を保証していません。そのため、新しくSurfaceないしはWindowsが動くパソコンの購入が必要になります。
Surface Proのキーボードにコーヒーをこぼしてしまった場合の対処
Surface Proシリーズのユーザーの方々の多くはタイプカバーを使用しているかと思いますが、基本的にはタイプカバーにコーヒー等の液体をかけてしまった場合の対処は拭き取りと乾燥をすることくらいしかありません。水道水で洗浄して、日陰干しをするということも可能かとは思いますが、それらを行って正常に動作するようにならない場合には買い替えがおすすめです。
Surface Pro7には防水機能があるけど、油断禁物
SurfaceProシリーズの中でもSurface Pro7には防水機能がありますが、完全防水ではないので、十分な注意が必要です。また、純正キーボードに関してはタイプカバーを使用しての接続になりますが、タイプカバーの修理はマイクロソフトでも非正規の修理業者でも対応していません。
水没したSurfaceのデータ復旧ならDATASMARTへ
日本橋(東京)にてデータ復旧・デジタルフォレンジック事業を展開しているDATASMARTにご相談ください。埼玉県警、愛知県警への捜査協力の実績など、公共機関からの依頼もあり、技術力には自信があります。これまではiPhoneを中心にデータ復旧を行ってきましたが、現在ではすべてのハードウェアのデータ復旧に対応しています。姉妹サービスのSMARTFIXではAndroid修理からサービスを開始し、Xperia Z3(SONY製)では総務省の登録修理事業者になっていることもあり、修理する環境に関しても配慮しているサービスです。テレビコメンテーターとして活躍中の佐々木成三氏(元埼玉県警)も推薦しています。
Surfaceのデータ復旧はDATASMARTへ
DATASMARTにご相談ください。データ復旧技術で公共機関への協力実績もあるDATASMART。iPhoneのデータ復旧の復旧率は90%以上、Androidなどのスマホも含めて総合的にデータ復旧もできる技術力の高さに自信があります。
サービス情報
8つの無料 | ①初期診断費用:0円 ②分解・取り外し費用:0円 ③組み立て費用:0円 ④部品費用:0円 ⑤復旧後の返送費用:0円 ⑥納品用メディア費用:0円 ⑦バックアップ作成費用:0円 ⑧データ保管費用(1週間):0円 |
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サービスの流れ | ①お問合せ→②依頼品の発送→③お預かり無料診断→④データ復旧作業→⑤データ納品 |
おすすめ ポイント |
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Surfaceを水没させてしまった際の対処まとめ
DATASMART KNOWLEDGE編集部ではSurfaceを水没してしまった際にはデータのバックアップを作成済みである場合はマイクロソフトの公式サポートを受けることをお勧めします。また、重要なデータのバックアップが作成できていない場合にはデータ復旧専門業者への依頼を推奨します。重要なデータが特になく、マイクロソフトの公式サポート対象外のSurfaceのモデルを使用されている場合には、新しいサーフェスもしくは、WindowsPCの新規購入をしていただき、水没パソコンの継続的な使用を控えていただくことをお勧めします。