水に濡れて電源が入らないスマートフォンのデータ保護
スマートフォンやタブレットが水に濡れてしまうと、どうして良いのか全くわからなくなります。焦ってしまい、つい何かしようと電源を入れようとしたり、充電したら大丈夫じゃないか?と思ったりすることもあるかと思いますが、何もしないでできるだけ早く信頼できる専門家に相談することを推奨いたします。どのように対処することで中に保存された大切なデータを保護することができるかを徹底的に専門家が解説致します。
目次
- 0.1 水濡れスマホは携帯ショップでは本体交換・データ保証なし
- 0.2 データ保護のための最善の自己対処何もしないこと
- 0.3 データ復旧・復元について
- 0.4 データ復旧業者って?
- 0.5 診断・初期調査
- 0.6 データ復旧業者がなぜおすすめなの?
- 0.7 データ復旧サービスの流れ
- 0.8 水濡れのトラブルはどこでも起きる
- 0.9 【要注意】スマートフォンの修理でデータは消える!
- 0.10 データが重要な場合の正しい対処法
- 0.11 一度水濡れしたら分解しないでください
- 0.12 水濡れしてしまった時の応急処置まとめ
- 0.13 スマートフォンを海に落とした場合
- 0.14 ジュースなどをこぼしてしまった
- 0.15 データ復旧ならデータスマートへ
- 0.16 よくある質問
- 1 まとめ
水濡れスマホは携帯ショップでは本体交換・データ保証なし
スマホを水没してしまって電源が入らない場合、契約先の携帯ショップでは本体交換となります。そのためバックアップデータから復元をするほかに選択肢がありません。各キャリアの提供する補償サービスに加入していたとしても工場出荷時の状態の端末と交換となります。
なぜデータ消去するの?
個人情報保護の観点からデータを消去します。また、AQUOS、Galaxy、arrowsなどのメーカーのスマホを直接メーカーから購入していたとしても修理ではなく本体交換となるためです。そのため大切なデータが水没したスマホにしかない場合にはデータ復旧業者に相談することをおすすめします。
データ保護のための最善の自己対処何もしないこと
基本的に一度水没したスマホは重篤な状態にあるとお考えください。そのスマホに対してはご自身で何かすることでさらに状態が悪化することがほとんどです。重要なデータがない場合にはデータ消失を覚悟の上で充電をしたり、再起動をしたりしても問題はありませんが、データが重要である場合にはデータ復旧業者に相談なさることをおすすめします。
データ復旧・復元について
データ復旧とは下記にあるような障害によって壊れたスマートフォンやタブレットからデータをできるだけ多く取り戻すことです。重度障害も含めて高確率でデータ復旧をさせる専門業者も存在します。スマホが壊れるときのよくある障害やトラブルは下記のようなものが挙げられます。
- 起動しない
- アプリで遊んでいたら急に電源が落ちて立ち上がらない
- メーカーロゴ(アップル社ロゴ、メーカー名)が表示されて進まない
- エラーが出る
- 落としてしまった・落下
- 発熱がある・高温になっている
- バチっという音がした
- ファイルが消えてしまった
物理障害や論理障害などすべての障害に対応するのがデータ復旧業者です。また、データ復元とは、バックアップからデータを新しい端末に移し替えるために使う方法のことです。それらに使用するツールのことを復元ソフトと呼ぶこともあります。
データ復旧業者って?
データ復旧業者はデータが保存された媒体(機器)からデータを取り戻し、データを復旧する専門家です。メーカーでさえも対応することができないあらゆる製品からデータを取り戻すことが可能です。
メーカー修理では正常に動作させることを目的に修理サービスを提供しますが、データ復旧業者は壊れた製品から顧客が必要としているデータを復旧するサービスを提供しています。そのため機器が動くことはありません。
診断・初期調査
データ復旧専門業者では相談は無料ですし、無料診断サービスを提供していますので活用することをおすすめします。ただし、水没してしまったスマホは損傷した状態がマチマチなので、たとえ専門家であっても実機を診なければデータ復旧の可否はわかりません。
データ復旧業者がなぜおすすめなの?
データ復旧サービスを提供するデータ復旧業者はデータ復旧技術を持ち、必要な設備を用いてデータ復旧において最善の作業を行います。なぜ最善の選択を行う必要があるかと言うと、正常に動かなくなっているスマホに対しては限られた時間の中でさらに壊れないように的確な処置をする必要があるからです。
メーカー修理とデータ復旧の違い
パソコンの修理は各メーカーによってなされますが、その際の目的は壊れた製品をきちんと動くようにすることです。初期化をし作業を行うため、データが消失してしまいます。一方でデータ復旧はデータを救出するためには壊れた製品にさらに負荷をかけながらも、データ復旧させることです。
データ復旧 | メーカー修理 | |
データ | 〇 復旧可能 | × すべて消失 |
手元に戻ってくるもの | データ+壊れた機器 | 新品同様の機器 |
データ復旧サービスの流れ
データ復旧業者にまずは問い合わせをしてから診断作業という流れになります。この診断結果にはお見積り、予定納期、納品方法など業者側でわかることをすべてお伝えします。
データ復旧業者はまず、診断という作業を行い、その後に「データ復旧作業」を行います。
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- 1お問合せ・お申し込み
- ホームページのお問い合わせフォームから、お見積もりまたはデータ復旧のお申込みをお願いします。
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- 2依頼品の発送
- お申し込みいただいた方に、依頼品の発送手順の詳細をご連絡しますので、そちらに沿って発送ください。
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- 3弊社にて受取・初期診断
- 依頼品受け取り後、弊社にて障害状況の診断を行い、お見積り・診断結果をお客様にご連絡します。
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- 4データ復旧作業
- お見積もり、診断内容にご納得いただけましたら復旧作業に入ります。
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- 5データ納品
- 復旧したデータは納品用ハードディスクやUSBメモリなどに入れてお預かり品とともにお客様に納品いたします。場合によってはクラウドサービスを利用しての納品となることもあります。
【関連】データ復旧サービスの手順・利用方法 | DATASMART
バックアップがなければ自力での復元は不可能
バックアップがない場合には水没したスマホからデータ復旧しなければデータ移行することはできません。ご自身で何か誤った処置をすることは絶対にNGです。個人の方の場合は電源が入るようになってデータを移行する際中にスマホが起動している必要がありますが、一度水没したスマホはいつまた壊れるかはわかりません。重要なデータがある場合にはデータ消失をさせないためにもご自身での処置はお控えください。
水濡れのトラブルはどこでも起きる
スマートフォンが水没してしまった!トイレ、お風呂、プールや海に落としたり、と水没する場所は屋内・屋外どちらでも起きるトラブルです。場合によっては落としてしまったあとはしばらく動いたり、不安定ながらも起動する場合がありますが、データが大事であればあるほど水没したスマホの電源は一度をオフにしてください。
コーヒーやジュースをこぼした軽度の水没も危険
コーヒーやジュースをスマートフォンにこぼした、水濡れ程度で軽度なものだと思われてもスマートフォンが壊れると電源が入らなくなってしまいます。この際に、誤った取り扱いをすることによってスマホの状態がさらに悪化してデータ消失してしまう最悪の事態に発展することもあります。コーヒーやジュースは不純物が大量に含まれているので、水分が除去しづらく水没の状況としては少量でも悪いと言えます。
データのバックアップがあれば機種変更
「水没したスマホ」の対処方法を以下にまとめてご紹介いたします。また、データのバックアップがある方やデータが重要ではない方は購入したキャリアショップなどで機種変更等をされることをおすすめします。このページでは一度水没してしまったスマホの中にある大切なデータをとにかく何とかしたい!と考えている方向けにまとめています。データを抽出したい!データを取り出したい!という方はぜひ一度ご覧ください。
【要注意】スマートフォンの修理でデータは消える!
水没したスマホは修理しなくてはなりません。ただし携帯ショップで提供している修理サービスはスマホ本体の交換となるため、データの保存されたスマホを手放すことになります。しかし、データは水没したスマホにしかないため、データのバックアップがない場合には壊れたスマホからデータを取り出さなければなりません。また、各社スマホ製造メーカーにおいても修理サービスは提供していますが、データを救い出すサービスである「データ復旧」は提供していません。
データが重要な場合の正しい対処法
まずはスマホを水没させてしまったときの対処として適切な処置は自分で行うとしても電源を切って、水分を除去する以外に何もしない、ということに尽きます。どうして何もしてはいけないのか?ということをお伝えするために下記にまとめましたのでご覧ください。スマホを水中に落としたり、コーヒーやジュースなどの飲み物を誤ってかけてしまって壊れてしまった時にどうすれば良いか全くわからないと思います。
大切な写真のデータは壊れたスマホの中にだけ
不安になったり焦ってしまうと思いますが、このページでトラブル対処法をまとめて解説させていただきますのでご安心してください。以下の内容に従っていただければ、思いがけず水没してしまったスマホを復活させて、中に保存された大切な写真、画像や動画ファイルやLINEでのやりとり、ゲームアプリやそのほかのアプリなどのありとあらゆる重要なデータをなんとか復旧することができる可能性が高まります。
絶対に電源を入れないで!
一般的に電子機器が水没したすべての場合に共通して言えるのですが、端末内部に浸水し基板がショートしたり、電子回路が損傷または正常に通電しないことでスマホは壊れます。故障する原因は、スマホ内部への浸水+誤った回路に電流が流れる事もトラブルを大きくする1つです。そのためデータが重要な場合にはスマホの電源は絶対に入れないようにしてください。
スマホの電源ボタンは滅多に壊れない
電源ボタンが物理的に壊れることはそれほど多くはないので、普段通りにスマホのボタンを押すことができるのですが、ボタンを押すと電気が端末内部に流れます。そのときに電流が通ることで漏電し、さらに水没スマホの状態が悪化し、データを助け出せる確率が下がってしまいます。電源ボタンの交換修理で改善することもほぼないと言えます。
水濡れしたら充電できない?
スマホが水没してしまったら充電ができない?と思っている方がいると思いますが、そもそも充電をしてはいけないという方が正しい表現になります。基本的に水と電気は相性が悪く、誤った回路に電気が流れてしまうと発熱したり、ショートしたりする可能性が高いです。そのため充電ケーブルに繋いで電気を流そうとする行為は端末を壊してしまう対処なので、応急処置としてもお勧めできません。
分解よりも診断
もちろん一度浸水したスマホの筐体内部で何が起きているかを正確に確認するためには分解以外の手段しかありませんが、分解することでさらに状態が悪化する可能性があります。データを取り出すためのデータ復旧作業の工程ではまず「診断」を行うのですが、必ずしも「分解」を行いません。
一度水濡れしたら分解しないでください
水没スマホに対して、分解に慣れていない方が作業を行うことでスマホ内部のパーツをさらに損傷させる可能性があります。また、スマホを分解することで確実にデータを取り出せると確信を持たれている方、データを取り出すのに費用がかかるのはどうしても避けたいという場合以外はスマホの分解をすることはおすすめしません。
水に落としてしまうのが最も厄介
スマートフォンは精密機器ですので、大切に使用していても、水没してしまうことで起動しなくなったり、再起動してロゴマークがずっと表示されるなどのトラブルが起きる可能性が最も高いです。発生する障害は様々だとは思いますが、スマホを水の中に落としてしまったときに中に保存されたデータを復旧、救出したい方のために応急処置や適切な対応をご紹介します。
防水性能が高くても起動障害は発生する
防水と言われているスマートフォンも実は水没してしまうことがあるんです。あくまでも水が入りにくい構造デザインになっているスマートフォンなので、防水機能があると言っても水に触れたり、落としてしまってどこかが欠けてしまっていたら、水没してしまいます。
参考記事:Xperia 起動しない場合、本体復旧?それともデータ復旧?
様々な大切なデータを保存しているスマホですが、まさかのトラブルでデータを失ってしまった!?と思っている方がいるかと思います。ただし、データが壊れて消えてしまっていることがあります。そのため、水没した場合にはできるだけ早く専門家への相談を推奨します。
水濡れしてしまった時の応急処置まとめ
まずスマートフォンが水没してしまった場合に何とかしたいと思います。データが大事、となった時には正直に申し上げると自分で何かできることはほとんどありません。
①電源が入っている場合には、直ぐに電源を落とす
②水没した液体が海水などである場合には、綺麗な水で洗浄する
③可能なかぎり電源が入らない状態にする
④出来るだけ早く、データ復旧業者に依頼
何よりも重要なことは、日々データのバックアップを取る事と、故障時に奇跡的に通常に動いていてくれている場合には、直ぐにデータのバックアップを取りましょう。
水没してしまった時の対処法
防水性能を搭載するスマホであっても、水没してしまう可能性は十分にあります。水没してしまった可能性がある場合には、電源の投入、充電するという行為は、状態を悪化させてしまいますので厳禁です。
水没してから正常に使用可能な場合がありますが、内部に浸水している可能性があり、使用している最中に浸水を広げてしまう危険性があり、壊れてしまう可能性があります。起動させる事自体がおすすめではありませんが、正常に起動している場合には、データのバックアップを最優先に取る事が重要です。
スマートフォンを海に落とした場合
スマホを海に落としてしまったが、データ復旧が可能かどうかの相談をいただくことがありますが、結論から申し上げると、実機を診てから作業をしなければどの程度のデータが復旧できるかわかりませんがデータ復旧は可能です。
海底にある場合は不可能
海の中から回収していただき、海水没した実機からデータを抽出する必要があります。例え海底に沈んだとしても回収さえできれば、データ復旧の可能性はあります。紛失した場合には復旧が不可能です。
砂浜やビーチサイドでの水濡れ程度でも致命傷な場合も
一方でビーチサイドで少し水遊びをしていた際に海水が少しかかってしまっただけでも重度の障害を抱える場合もあります。ただし、データ復旧は実際に診断をしなければ障害の大きさ、データ復旧の難易度はわかりません。
データ復旧依頼までの保管方法
完全に海に落としてしまった場合には、水没してから復旧業者に依頼するまでの保管方法を気になさる方は精製水または綺麗な水の中で保管した方が良い場合があります。実際にはできるだけ早めにデータ復旧業者に相談し、持ち込みまたは郵送でデータ復旧サービスを利用されることをおすすめします。
ジュースなどをこぼしてしまった
ジュースをこぼしてしまった場合などは、内部への浸水で故障してしむことは勿論ですが、ジュースなどで汚れた部分が腐食し、データ復旧の難易度が高まる可能性があります。
乾燥することで何事もなかったように使用可能な場合もあるとネット上にはありますが、どの程度の浸水をして、普段どのように使用しているかはそれぞれ異なります。ジュースなどの場合には、濡れた部分が腐食し、サビ、汚れにより復旧が不可能となる可能性もあります。
ジップロックなどの容器に、綺麗な水を入れその中にXperiaをドボンと保管しておく事で、海水、ジュースなどに含まれる成分(ミネラルや糖分など)が固着、乾燥し腐食から守る事が出来ますので、復旧の可能性が高くなる場合があります。ただし、注意点があります。
以上のことからもデータが重要である場合にはできるだけ早く、信頼できるデータ復旧業者に持ち込むことをおすすめします。
データ復旧の依頼先業者が重要
一社目のデータ復旧業者で復旧が不可能だった水没端末も、諦めきれず次の業者に依頼したら復旧する事もありますので、データ復旧の依頼先が非常に重要となります。
データバックアップの重要性
高度な技術が必要となる為、復旧費用も高額となります。また、このようなトラブルが発生した時に、どうしても修理が必要な方は「データのバックアップを取っていない」事が共通となります。データのバックアップさえあれば、気苦労する事もありませんし、データが取り戻せなかった場合には多大なショックを受ける事もありません。
また、状態によっては必ずしも全てのデータを取り出せる訳ではありません。課金したアプリゲーム、Lineなど、アプリに関してはアプリ内でバックアップを取っておくことも必要となります。
データのバックアップが無い場合には、ご自身のスマホが軽度なのか重度なのかはわかりませんので、信頼できるデータ復旧業者に依頼することがデータトラブルの解決策へと繋がります。
重要なデータがクラウドにある場合、もしくはバックアップがある場合には本体として普通に使えるのであれば定期的にバックアップを作成されることをおすすめします。
データ復旧ならデータスマートへ
日本橋(東京)にてデータ復旧・デジタルフォレンジック事業を展開しているデータスマートにご依頼ください。
埼玉県警への捜査協力の実績など、公共機関からの依頼もあり、技術力には自信があります。これまではiPhoneを中心にデータ復旧を行ってきましたが、Android修理からサービスを開始し、Xperia Z3(SONY製)では総務省の登録修理事業者になっていることもあり、修理する環境に関しても配慮しているサービスです。テレビコメンテーターとして活躍中の佐々木成三氏(元埼玉県警捜査一課刑事)も推薦しています。
サービス情報
8つの無料 | ①初期調査費用:0円 ②分解・取り外し費用:0円 ③組み立て費用:0円 ④部品費用:0円 ⑤復旧後の返送費用:0円 ⑥納品(引き渡し)用メディア費用:0円 ⑦バックアップ作成費用:0円 ⑧データ保管費用(1週間):0円 |
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サービスの流れ | ①お問合せ→②依頼品の発送→③お預かり無料診断→④データ復旧作業→⑤データ納品 |
おすすめ ポイント |
デジタル捜査のスペシャリスト、捜査一課元刑事のお墨付き 業界最高峰のデータ復旧技術 復旧難易度の高いスマートフォン・タブレットにも完全対応 各県警への捜査協力・技術提供(高度デジタルフォレンジックサービスの提供) 高い技術と捜査貢献を評価され感謝状を受領 |
データスマートのさらに詳しい情報は公式サイトへ
よくある質問
水濡れしたスマートフォンにはデータ復元ソフトは使用できますか?
いいえ、使用できません。水没したスマートフォンは基本的には電源が入らなくなりますし、しばらく電源が入っていても突然起動しなくなったりしてしまいます。そのためパソコンに繋ぎこんでも認識されず、フリーのデータ復元ソフトを使用することはできません。そのため、このページではフリーのデータ復元ソフトを使用方法に関しての詳細な説明は割愛させていただきます。
データ復元ソフトを自分で使う場合にはどうすればいいの?
水分は精密機器における天敵です。完全に除去する必要があります。基本的に物理的な障害を抱えてる状態ですので、推奨できません。どうしてもデータ復元ソフトをご自身で使用には、必ず長時間(6時間以上)乾燥させて、水分を除去し正常に動作する状態にしてから行ってください。その際に水没したスマホが起動するのは1回限りで数時間も起動しない可能性も十分にあるので、最初で最後のチャンスだと思ってデータ復元作業に取り組んでください。データ復元ソフトの使用に対してデータ復旧の専門家の立場から申し上げると、基本的にはソフトの使用は推奨していませんが、必ずそのソフトを使用することでデータ復元ができると確証が取れた場合には使用されることは自己責任ではありますが、全く問題ないと思います。
データ復旧業者ではデータ復旧ソフトではなく専用設備を使用
データ復旧業者ではデータを抽出するためにデータ復元ソフトではなく専用設備を使用します。オンラインで手軽に見つけることができるデータ復元ソフト(無料~1万円、3万円程度のもの)では解決できないことをこれまでの経験上知っているからです。
まとめ
大切なデータが保管されているスマートフォン。水没などのトラブルが起きた際には適切な対処・応急処置が必要ですし、まさかのトラブルからデータを守るためにも、データのバッアップを定期的に取っておく事が重要となります。
一度であっても水濡れすることであってもスマートフォンの損傷する箇所はそれぞれ異なりますし、電源がつかなくなるもの、充電ができないもの、画面だけ真っ暗でバイブや着信音が聞こえるものなどさまざまな壊れ方をします。復旧実績なども気になるかと思いますが、扱っているデータ復旧事例数の多さとデータ復旧業者の診断の精度の高さによって依頼するか、自力で何とかするかを決めるのが最も賢いデータ復旧業者との付き合い方だと思います。今後のデータ復旧技術の発展・成長を期待しています。
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橋本さま、コメントありがとうございます。
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