スマートフォンのおすすめデータ復旧ガイド
壊れてしまったスマートフォンの中に大事なデータが保存されている場合にはデータを何とかして抽出する他ありません。このページではデータ復旧の専門家が正しい対処方法と正しい情報をまとめて解説致します。ご一読していただくことで思いもよらない失敗を避けることができます。
本ページの要約
- 壊れたスマートフォンからデータを取り戻すにはデータ復旧・復元サービスの利用が必要です。
- あらゆる故障・障害を抱えたスマホに技術力の高いデータ復旧サービスは対応。
- 自分で触るのが怖い方は、専門家(データ復旧会社)での初期調査がおすすめです。
目次
メーカー修理はスマートフォンのデータを消去・初期化
日本国内で販売されているスマホのメーカーはdocomo、au、Softbankなどの携帯キャリアですが、そのメーカー修理に際してデータは消去されてしまいます。そのため、電源が入らない、起動しない状態になっている場合にはバックアップをとることができませんので、修理することで初期化され、データ消失することになります。
【関連】Androidスマホが壊れた!故障原因とデータ復旧方法
iPhoneのメーカーであるアップルでも初期化
iPhoneは日本国内のスマホユーザーの約50%程度の方が利用しているスマホですが、メーカーであるアップルは修理の際に初期化をしますし、データ復旧には対応していません。また、電源が入らない・起動しない場合は本体交換となります。そのためデータを消失してしまうことになります。それによりデータ復旧が不可能な状態になります。メーカー修理でデータが消失してしまう場合にはどのような対処をすることでデータを復旧することができるのでしょうか。
データトラブルを解決する方法
スマホはいつも通り使えていたのに、急に電源が入らなくなってしまった。地面に落とした、水がかかって水濡れしてしまったなどの物理的なトラブルに見舞われてしまい立ち上がらなくなってしまったけど、スマホの中に重要なデータが保存されているので取り戻したい!という方のためにデータ復旧サービスがあります。
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- データ復旧はDATASMARTへ
スマホのデータ復旧専門業者のDATASMARTでの初期調査をご利用ください。アンドロイドのデータ復旧サービスを提供している業者は多くありません。そもそもiPhone修理業者は2000店舗ほど国内にありますが、Android携帯の修理サービス提供業者は少ないです。DATASMARTにはHDDやPCのデータ復旧をはじめとして、その他のスマートフォンなどの最新デバイスのデータ復旧の高い技術あります。そのため、埼玉県警から捜査協力のための技術提供の実績があります。テレビコメンテーターとして活躍中の佐々木成三氏(元埼玉県警捜査一課)も推薦しています。詳しくはこちらからご覧ください。
サービス情報
8つの無料 | ①初期診断費用:0円 ②分解・取り外し費用:0円 ③組み立て費用:0円 ④部品費用:0円 ⑤復旧後の返送費用:0円 ⑥納品用メディア費用:0円 ⑦バックアップ作成費用:0円 ⑧データ保管費用(1週間):0円 |
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サービスの流れ | ①お問合せ→②依頼品の発送→③お預かり無料診断→④データ復旧作業→⑤データ納品 |
おすすめ ポイント |
デジタル捜査のスペシャリスト、捜査一課元刑事のお墨付き 業界最高峰のデータ復旧技術 復旧難易度の高いスマホ・タブレットにも完全対応 各県警への捜査協力・技術提供(高度デジタルフォレンジックサービスの提供) 高い技術と捜査貢献を評価され感謝状を受領 |
ハードディスクとスマートフォンのデータ復旧の違い
ハードディスクとスマホのデータ復旧では何が違うのでしょうか。データ復旧業者であればハードディスクに対応していない業者は存在しません。一方で最先端機器であるスマホのデータ復旧に対応しているのは日本国内のデータ復旧専門業者が50程度ありますが、数社のみです。
特に重度の物理障害を抱えたスマホのデータ復旧難易度は最上と言えますが、それに対応する業者はほとんどありません。何がそんなに違うのでしょうか。
ハードディスクはレコードのようなもので、使われているパーツは数十点ですが、スマートフォンはメモリチップにデータを保存するため使われている部品が数百以上あります。そのため、技術的な開発を行っていないデータ復旧業者は対応することができません。また、かりに対応する場合であっても診断費用を無料で提供することは非常に難しいです。
iPhoneとスマホで違いはあるの?
iPhoneとその他のスマホで違いはあります。iPhoneはメーカーがApple社のみであり、販売モデルは毎年4種類程度です。
一方でAndroidスマホはSHARP AQUOS、SAMSUNG Galaxy、SONY Xperia、FUJITSU Arrowsや最近ではGoogle Pixelなど多数のメーカーがあります。それぞれのメーカーが毎年4種類以上のモデルを販売します。
iPhoneとAndroidのデータ復旧技術レベルは異なる
iPhoneはモデルが変わっても、カメラが増えたり、Face ID機能がついたりはしますが、大幅な変化はありません。一方でAndroidは大手メーカーが4社あり、魅力を感じてもらうための作り込みがあります。内部構造は各社異なっていますので、それぞれに対応するには技術力と経験が求められます。
そのため、iPhoneだけでなく、Androidまでのデータ復旧に対応するには非常に高い技術力や研究開発費が求められます。
Android、iPhoneなどすべてのスマートフォンに対応するデータ復旧業者は日本に数社しかありません。
本体はメーカーやキャリアショップで交換必須
壊れてしまったスマホ本体は修理することができないので、本体交換をしなければなりません。ただし、本体交換をしても顧客の連絡先の保存された電話帳、メールやLINEの履歴などは新しいデバイスにはありません。
キャリアショップでの修理または本体交換
docomo、au、Softbankの各キャリアでデータ復旧サービスを提供しています。ご契約先のデータ復旧サービスについて、どのようなデータが復旧対象で、そのデータがあれば十分なのかどうかをご確認ください。注意点としては壊れたスマホ端末の返却がないことと、復旧対象データが限られていることが挙げられます。
docomoのデータ復旧
docomoは最もユーザー目線のキャリアであり、データ復旧サービスを提供しています。上述していますが、端末の返却はありませんので、対象OSに該当するか、対象データにどうしても復旧したいデータが含まれているかをご確認ください。
対象データ
電話帳、写真・動画、スケジュール/メモ、キャリアメール(ローカル)の4項目です。ただし、機種やOSによっては復旧できないデータがありますので、事前にお問い合わせなさることをおすすめします。
データ復旧対象OS
AndroidTM 5.1以上、かつ、H型番以降/iOS 13.0以上/iPad OS 13.1以上
以上のように、対象となるデータやOSが限定的であり、また、ahamoユーザーの利用は不可となっています。メリットとしてはデータ復旧費用が安価に済むので、どうしても欲しいデータが対象データに含まれている場合にはご利用をおすすめします。
スマートフォンのデータ復旧のトラブル事例
さまざまなスマートフォンがあることでデータ復旧が難しいということもご説明いたしましたが、トラブルの状況はそれぞれです。データ復旧はどのような状態であっても作業完了後まで復旧可能か不可能かはわかりません。一方で「私のスマホがこのような状態になっているけどデータ復旧することはできるの?」という疑問は多くあるかと思いますので事例をご紹介いたします。
電源が入らなくなる・起動しない
スマホの電源が入らなくなってしまうというトラブルはデータ復旧のご相談でいただく最も多い状態です。この状態になると原因特定が非常に困難なため、修理を行うことが非常に割高になってしまうため、メーカーやキャリアでは本体交換となります。
自然故障(寿命)・ある日突然電源がつかない
ある日突然、スマホの電源が入らなくなったという方は非常に多くいらっしゃいます。このほとんどが自然故障と言い、経年劣化(寿命)によって動かなくなってしまいます。電源が入らなくなってしまったとしてもデータ復旧できる見込みはございます。
どのような状態でもデータ復旧できる見込みはあります
スマホがどんな状態であってもデータ復旧できる見込みはあります。データ復旧作業が完了するまではどうなるかはわかりません。ですので、安直にデータ復旧できます、と先にお伝えすることは非常に難しいです。
LINEを新しい端末で使う前に
スマホが起動しないとなるとご家族と連絡が取れなくなったりしますので、生活に支障が出てきます。LINEを主な連絡手段とされている方が多いのですが、新しいスマホでインストールして利用を開始してしまうと、壊れたスマホのLINEのデータのバックアップデータを作成することができず、友だちやグループ、トーク履歴などすべて削除されてしまいます。
スマホ(iPhone・Android)の削除・初期化のデータ復旧ができない理由
https://www.datasmart.co.jp/knowledge/iphoneandroid-factory-data-reset/
水濡れの場合
スマートフォンが水濡れしたときに大切なのは「電源を入れないこと」です。また、ご自身で何かすることも基本的には状態が悪くなる可能性があります。とにかく乾かしたり、乾燥をさせたいと思われるかと思いますが、浸水した液体によっては乾燥することで腐食し、状態が悪化する可能性もあります。
自家乾燥には限界
水没したスマホをご自身で乾燥しようとしても完全に乾燥することは非常に困難です。スマホの内部はかなり複雑な構造となっており、水分を完全に除去するにはかなりの期間を要します。そのため、ご自身で乾燥させる前にデータ復旧業者に診断を依頼することを推奨します。データ復旧業者による診断期間中にも自然乾燥はされます。
洗濯機で洗ったスマートフォンの復旧実例と推奨対処方法
”洗濯機にスマホを入れたものの、すぐに気づいたため、水没時間は15分ほど。ジェルボウル上の洗剤が解ける前には救い出したと思われる。そこから1週間前後自然乾燥したが、電源起動しない状態。”と実際にご相談いただきましたので、「洗濯機に入れてしまったことにより水没したスマホ」についてご紹介します。
推奨対処方法
データが重要であればあるほど、データ復旧サービスに相談をするのを先になさることをおすすめします。なぜかと言うと、水没したスマホを1週間自然乾燥をしたり、シリカゲルなどを用いて乾燥をしたとしても完全に水分が除去できるとは限りません。また、水分を除去すれば解決するほど簡易なトラブルではありません。
また、洗濯機で回しきったとしてもデータ復旧ができる場合も十分にありますので、洗濯機で洗剤が溶けた後かどうかはそれほど大きな問題にはなりません。まずはデータ復旧業者に相談をして、無料診断サービスを利用してから決めても遅くはありません。
水濡れしたときにやってはいけないこと
スマホが水没したときにやってはいけないことは、電源を入れることです。電気が流れることで漏電によって本体内部が損傷し、重度な障害を抱える可能性があります。最悪の場合、致命的な損傷を受けることでデータ抽出することが全くできなくなることになってしまいます。
バックアップがあるかご確認を
データ復旧サービスの利用には比較的長期間かかることと、費用がかかりますので、事前にバックアップに必要なデータが保存されていないかご確認をなさった上でデータ復旧業者に依頼されることを推奨いたします。バックアップに使用されるものをご紹介します。
キャリアのクラウドサービス
各キャリアでバックアップサービスを提供しています。使用しているかどうかご不明な方はまずはご契約先のキャリアショップで店員さんとご確認ください。
パソコンでのバックアップ
iPhoneはパソコンにiTunesを使用してバックアップを作成することができます。また、その他のAndroidのスマホもバックアップ用のツールを提供している場合があります。
iCloudやその他クラウドサービス
iPhoneであればiCloudを使用してバックアップをすることができます。また、アンドロイドスマホの場合は写真であればGoogleフォト、LINEであればGoogleドライブなどのGoogleのクラウドサービスを利用してのバックアップをすることができます。
データ復元ソフトってどうなの?
データ復元ソフトはさまざまなデータ復旧紹介サイトで紹介されているため、すでに利用してしまった、という方もいらっしゃるかと思います。バックアップがあり、データ復元ソフトを使用する場合にはそのソフトを壊れたスマホに対して利用することでデータ復元が見込まれる確実性が高ければ利用されても問題ありません。
電源が入らないスマホにデータ復元ソフトはNG
ただし、電源が入らないスマホはデータ復元ソフトが認識することができないですし、壊れていると思っていても壊れていない場合には初期化されてしまいデータの復旧ができなくなることも考えられます。
データ復旧では本体復旧・動作は保証していません
データ復旧サービスを利用される場合に、キャリアの補償やメーカーの補償が適用されなくなることもございます。また、壊れたスマホ本体が動くようになる保証は一切ありませんので、基本的には新規端末のご用意をおすすめします。
データ移行、データのバックアップ復元はご自身で
データ復旧業者に依頼したあとに復旧データはほとんどの場合、ご自身でデータの転送・移行を行い、新しい端末に復元することが可能です。
まとめ
たとえメーカーであったとしてもデータ復旧サービスを提供することができないくらいスマホのデータ復旧は非常に難しいものです。壊れたスマホに大事なデータが保存されているのであればあるほど、真剣にどこに依頼することでデータ復旧できるのかを今一度お考えになられる際の参考になれば幸いです。