携帯電話が水濡れで壊れた場合の正しい対処
水没した携帯に対しての正しい対処の方法がネット上にはほとんどないため、データ復旧の専門家の立場で対処方法を徹底的に解説致します。結論から申し上げるとメーカー修理、機種変更かデータ復旧の3つの選択肢しかありません。
水濡れした携帯電話の3つの選択肢
携帯電話が水没してしまった場合の選択肢は修理、買い替え、データ復旧の3つの選択肢しかありません。一度水没した携帯はいつ壊れるかわからないので、買い替えは必須です。また、修理の目的は再び使えるようにするだけですので、データの保護は利用者自身の責任になります。
iPhoneの場合
iPhoneの場合、Apple Storeや公認サービスプロバイダに修理を依頼することができます。保証期間内やAppleCare+に加入している場合は、修理費用が割引または無償になる場合もあります。詳しくは別ページでご紹介しています。
携帯電話・スマホの場合
携帯キャリアで修理することになります。契約先キャリアによっては、水没による故障を保証する保証サービスを提供しています。保証期間内であれば修理費用が無料になる場合もあります。ただし、データは保証していません。
新しい機種への買い替え
修理やデータ復旧が困難な場合、新しい機種への買い替えも検討できます。ただし、データのバックアップがない場合には壊れた携帯からのデータ復旧をしなければデータ消失してしまいます。そのため聞きなれないかもしれませんが、データ復旧サービスを利用することが可能です。
データの保護が必要ならデータ復旧
水没した携帯の中にしかない写真、動画や連絡先などのデータがある方はデータ復旧が必要です。一方でデータはあっても誰かからもらうことが出来そうであったり、バックアップがどこかに保存されている方は本体修理をメーカーにて行うことや買い替えという選択肢がおすすめです。すぐにデータ復旧業者に郵送したり、持ち込んだり出来ない場合には以下の対処をなさっても良いかもしれません。
携帯電話・スマホのデータ復旧事例
https://www.datasmart.co.jp/case/smartphone.html
データ復旧業者って?
データ復旧は携帯などの電子機器において発生する物理障害や論理障害を一時的に取り除き、機器の中に保存されたデータを救出するサービスを提供する業者のことです。元々はビジネスパソコンの中にあるHDD(ハードディスク)に保存されたデータを復旧することを目的とした法人用のサービスです。
個人でも利用できる
ただし、スマートフォンが2010年前後から普及しましたが、スマホの中に個人の方の重要な思い出となる写真、動画や連絡先などのデータが保存されることになりました。そのため個人の方であっても、スマホのデータ復旧に強い業者に依頼することが可能です。
水没携帯の対応は早めの対応
個人で対処する場合には最低でも6時間以上の時間を要します。その時間はスマホの利用ができません。また、必ずしも携帯が再び動くようになるとは限らないです。そのため、大事なデータがある場合にはデータ復旧業者に依頼することをおすすめします。
携帯のデータ復旧はDATASMARTへ
スマホのデータ復旧専門業者のDATASMARTにご相談ください。アンドロイドのデータ復旧サービスを提供している業者は多くありません。そもそもiPhone修理業者は2000店舗ほど国内にありますが、Android携帯の修理サービス提供業者は少ないです。DATASMARTにはiPhoneのデータ復旧をはじめとして、その他の最新デバイスのデータ取り出しのための高い技術あります。そのため、埼玉県警から捜査協力のためにデータ復旧のための技術提供の実績があります。テレビコメンテーターとして活躍中の佐々木成三氏(元埼玉県警)も推薦しています。詳しくはこちらからご覧ください。
サービス情報
8つの無料 | ①初期診断費用:0円 ②分解・取り外し費用:0円 ③組み立て費用:0円 ④部品費用:0円 ⑤復旧後の返送費用:0円 ⑥納品用メディア費用:0円 ⑦バックアップ作成費用:0円 ⑧データ保管費用(1週間):0円 |
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サービスの流れ | ①お問合せ→②依頼品の発送→③お預かり無料診断→④データ復旧作業→⑤データ納品 |
おすすめ ポイント |
デジタル捜査のスペシャリスト、捜査一課元刑事のお墨付き 業界最高峰のデータ復旧技術 復旧難易度の高いスマホ・タブレットにも完全対応 各県警への捜査協力・技術提供(高度デジタルフォレンジックサービスの提供) 高い技術と捜査貢献を評価され感謝状を受領 |
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問題のない自己対処
水没後、できるだけ早く適切な処置を行うことが重要です。水に浸かった状態で放置すると、水が内部の回路やコンポーネントに浸透し、さらに状態が悪くなる可能性があります。特に海水など不純物の多い水への落下や水濡れであれば早めの対応によってデータを保護することに繋がります。
携帯表面の水分を拭き取る
スマホ本体の水分を拭き取る タオル、ティッシュやキッチンペーパーを使用して、スマートフォン本体の水分を拭き取ることは最低限行うことかと思います。それ以外の乾燥剤の使用やお米、熱風のドライヤーでの乾燥はNGですので、以下の対処を続けてください。
アクセサリの取り外し
SIMカード・SDカード・電池を取り外す SIMカードやSDカード、取り外し可能な電池を取り外します。特にガラケーやモデルによっては、電池パックは外しやすいので取り外しても良いです。これにより通気性を向上させることができます。
端子の水分も拭き取り
充電端子、ヘッドフォン端子などの水分を拭き取る ヘッドフォン端子や他のポートに水が残っている場合は、ティッシュなどを使用して水分を拭き取ります。拭き取ったからといってすぐの充電は絶対NGです。
6時間以上の自然乾燥
風通しの良い場所で自然乾燥する 風通しの良い場所にスマートフォンを置き、自然乾燥させます。直射日光の当たる場所は避け、慎重に乾かしましょう。乾燥はできるだけ長時間であればあるほど良いです。最低でも6時間は自然乾燥をさせてください。
データのバックアップを取る
携帯が復旧したら、可能な限り早くデータのバックアップを取ることをおすすめします。復旧後も故障のリスクが残るため、大切なデータを保護するためにバックアップが重要です。ガラケーのバックアップの取得は非常に難しいので、専門家であるデータ復旧業者に任せることをおすすめします。
NG行為を専門家が解説
ネット上にある携帯が水没したときの対処方法はほとんどが初心者や素人の方が他のサイトに記載していることをコピーして書いているだけで誤りだらけです。間違った対処をすることによってデータを消失してしまうという最も取返しのつかない事態に発展する可能性さえあります。そのため専門家の立場からNG行為をご紹介します。
NG行為:電源をすぐ入れる
電源はすぐにONにしないでください。水没したあらゆる機器は電源を入れることでさらに壊れる可能性が高いです。なぜならば内部に水が入っている状態で電源を入れると、漏電し電気回路に正しく電流が流れずに大きな損傷を与えます。
NG行為:充電する
携帯が充電できないと疑問に思われる方がいるかもしれませんが、水没した機器の充電は禁忌ですので、避けましょう。充電は電気を流すことになるため、基板のショートや故障の原因になります。場合によっては取り返しがつかない物理障害を抱えます。
NG行為:ドライヤーの熱風で乾かす
ドライヤーを使用して濡れた機器を乾かすことはおすすめしません。ドライヤーの熱風により機器が過熱し、回路の故障を引き起こす可能性があります。
ドライヤーは弱冷風で
ドライヤーを使用するにしても冷風にて弱い風で乾燥させてください。ただし、確実に電源が入るとは限りませんし、再びいつ壊れるかわからない携帯の回復や復活を願う方が一定いるのは理解できますが、将来的にサブ端末にすることは問題がないかと思われます。
NG行為:機器を振る
水が携帯内部に入り込んでいる機器を振ったり逆さにすることは避けましょう。これにより端末内部で水が広がり、状態が悪化する可能性があります。
NG行為:乾燥剤を使う
携帯を乾燥剤と一緒に密閉できる袋(ジップロック)に入れるような手法が紹介されていますが、乾燥剤は気体になった水分を吸湿する性能があるだけで液体を吸湿することはありません。風通しが悪いので、逆に悪化する可能性が高いです。
NG行為:生米を使う
乾燥剤がない場合は、シリカゲルや生米を使用することはアップルの公式サイトでも非推奨です。密閉できる袋にスマホと入れることでスマホ本体内部にお米が入り込み、傷がついてしまうことも考えられます。
NG行為:復元ソフトやアプリを使用する
一度水没したiPhoneやAndroidスマホは復元ソフトが正しく認識することができません。また、ガラケーには対応する復元ソフトがありません。そのため、水没し、電源が入らなくなった携帯に使用できる復元ソフトや復元アプリは存在しません。
まとめ
水没した携帯が壊れてしまった場合の選択肢は3つです。特に大事なデータが保存されている場合にはデータ復旧業者に相談されることをおすすめします。