iPhoneをバックアップから復元する

iPhoneのデータ復元について解説いたします。iPhoneのデータを復元するためにはバックアップデータが必要です。データ復元とデータ復旧の違いは大きいのですが、正しく用いているWebサイトがほとんどありませんので、こちらで解説させていただきます。

iPhone(アイフォン)データ復旧サービスについて詳しくはこちら

Appleの公式のデータ復元はバックアップからのみ

アップルの公式サイトで紹介されているのはバックアップからのデータ復元のみです。iPhoneのデータが最新のものでバックアップをiTunesやiCloudに作成していたことがある場合には事前にバックアップのデータをご確認ください。無料版のiCloudでのバックアップやiTunesのバックアップファイルが古い場合があります。すなわち必要なデータが電源の入らないiPhoneの中にしか存在しない場合です。

バックアップからの復元方法

専門業者に相談する前にバックアップがないかどうかを必ずご自身でご確認ください。Apple公式のサポートでもスタッフにより知識のバラつきがあり、データのバックアップがないと言われても、バックアップを見つけたという事例もございます。以下にバックアップの確認方法をご紹介します。

iCloudのバックアップによる復元

  • iPhoneの設定アプリを開き、「Apple ID」の項目から「iCloud」に移動します。
  • 「iCloudバックアップ」を選択し、バックアップが有効になっていることを確認します。
  • バックアップが有効になっている場合、新しいiPhoneの設定ウィザードで「復元」オプションを選択します。
  • バックアップリストから復元したいバックアップを選択し、復元プロセスを完了します。

iCloudには「最近削除した項目」という機能があり、一定期間(通常は30日間)内に削除されたデータを復元することができます。この期間内であれば、以下の手順で復元が可能です。

【関連】iCloudから削除したデータの復元

iTunesを使用したデータ復元(バックアップ有の場合のみ可能)

  • iPhoneをコンピュータに接続し、iTunesを起動します。
  • iTunesでiPhoneが認識されたら、デバイスアイコンをクリックします。
  • 「復元バックアップ」を選択し、復元したいバックアップを選択します。
  • バックアップからデータが復元されるまで待ちます。
【関連】iTunesのバックアップ(暗号化あり・なしの違い)

バックアップがない場合iPhone本体から復旧

データやアプリのバックアップがiTunesやiCloudにあるものの、部分的なデータのみのバックアップの場合もあります。例えば、iTunesでバックアップを取っている場合には2年前が最後になってしまっていて、データが古い場合などです。また、iCloudを5GBまでの無料版しか使用しておらず、全ての写真や動画のデータのバックアップがない状態になってしまっている場合が多いです。

初期化したiPhoneのデータ復旧は不可能

初期化してしまった、もしくは初期化されてしまったiPhoneからデータ復元することは不可能です。そのため、データ復旧の知識がない人に何か間違った処置をされて初期化されるのは絶対に避けてください。そのためiPhone修理業者への電源がつかないiPhoneの持ち込みは非推奨です。

初期化や誤って削除したデータの復旧はできませんが、そのほかの場合においては復旧の可能性はあります。専門業者に初期調査をご依頼ください。

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