ドライブレコーダー・防犯カメラについて

ドライブレコーダー、防犯カメラについて

知っておきたいパソコン基礎知識

ドライブレコーダーは、車両の運転状況や事故の記録を行う重要なデバイスで、ほとんどの場合SDカードにデータを保存しています。しかし、自動車の走行や停止といった環境の変化により、物理的な障害やデバイスの故障が発生し、データ復旧が必要になるケースが少なくありません。

データスマートでは、ドライブレコーダーをはじめ、防犯用の監視カメラやネットワークカメラ、さらにはパソコン用ハードディスクやUSBメモリ、CD/DVD、携帯電話やデジタルカメラ用のSDカード、ビデオカメラなど、様々な媒体からのデータ復旧に対応しています。近年では特殊な媒体からの復旧依頼も増えており、これら多様なニーズにお応えできる体制を整えています。

ドライブレコーダー

物理的なダメージとしては、車両の事故や衝撃によってドライブレコーダー自体が壊れる場合があります。これにより、内部の記録媒体が破損し、データが読み取れなくなることがあります。環境的な要因としては、過度の温度変化や湿度が影響することがあります。特に車内が高温になる夏場や、湿気が多い場所での使用は、デバイスの劣化を早めることがあります。ソフトウェアの問題では、ファームウェアの不具合や録画中の突然の電源オフなどが原因となり、データが破損することがあります。

記録されたデータは通常、SDカードやその他の記録媒体に保存されます。最近ではドライブレコーダー専用のSDカードが販売されています。たとえば、GREENHOUSEからGH-SDM-WB64Gというモデルが発売しています。

ドライブレコーダーが保存する動画の拡張子としては、「MP4」「MOV」「AVI」「MTS」などが一般的ですが、メーカーによって使用される形式が異なるため、動画をパソコンや他のデバイスで再生する際には対応可否を確認することが重要です。また、録画した動画を編集したり保存したりする際には、対応するソフトウェアやストレージの選択にも注意が必要です。

さらに、ドライブレコーダーは高解像度化が進んでおり、フルHDや4K画質に対応したモデルも増えています。これにより、より鮮明な映像での記録が可能となり、事故時の証拠映像や旅行時の風景記録において大きな利便性を提供しています。一方で、高解像度の映像はデータ容量が大きいため、SDカードの容量や上書き機能を考慮することで消えてしまう前の対策を行うことができます。

【関連】拡張子について

最近ではVlogとしてYoutubeやXなどのSNS上にドライブレコーダーで撮影した動画をアップロードする方もいらっしゃいますが、フォーマットすることで拡張子の最適化を行うなどするとファイルが壊れてしまうこともありますので、メーカーやモデルごとの拡張子に十分に注意をして楽しんでください。

上書きすると復旧不可能な場合も

データ復旧において注意すべきもう一つのポイントはデータの上書きです。多くのドライブレコーダーは、メモリカードの容量がいっぱいになると、古いデータを新しいデータで上書きする機能を持っています。このため、データが上書きされる前に迅速に必要となるデータを復旧する必要があります。

SDカードのデータ復元事例

上書きされたデータは復元が非常に難しいため、事故などの重要なデータを保護するためには、定期的にデータをバックアップすることが推奨されます。特に、事故後すぐにデータを保護するために、メモリカードを取り外し、安全な場所に保管することが重要です。

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自動車への衝撃を感知したり、急ブレーキがかかった場合などのトラブルが発生したと推測される時に撮影したデータだけを別のフォルダに格納する機能を持った高性能なモデルもあります。

データ復旧の手順としては、まず、物理的な損傷がある場合は、専門のデータ復旧サービスに依頼することが一般的です。ソフトウェアの問題であれば、市販のデータ復旧ソフトウェアを使用して、データをスキャンし復元することが可能です。しかし、どの方法を選ぶにしても、上書き防止のためにメモリカードを早急に取り外すことが推奨されます。

以上のように、ドライブレコーダーのデータ復旧には、故障の原因やデータの拡張子、そして上書きのリスクを理解し、迅速かつ適切な対処が求められます。適切な知識と手順を持って対応することで、大切なデータを守ったり、復旧の成功に繋がります。

防犯カメラ・ネットワークカメラ

監視カメラにはいくつかの録画タイプがあります。一般的には、常時録画とイベント録画、そしてモーション検知録画の3つのタイプがあります。常時録画は24時間絶え間なく録画を続ける方法であり、すべての映像を記録するためデータ量が非常に大きくなります。そのため、記録媒体のデータ容量が足りなくなると上書きされることになりますが、その際には古い日付のデータは完全に消失してしまい、復旧は困難になります。

イベント録画は、特定のイベント(例えばドアの開閉やアラームの発生)に基づいて録画を開始する方法で、必要な部分のみを記録します。モーション検知録画は、動きを感知したときにのみ録画を行う方法で、効率的にデータ容量を節約しながら重要な映像を記録できます。

基本的にはドライブレコーダーと同じようにデータを常時記録するという使われ方が一般的ですので、高い負荷が記録メディアにかかることで故障してしまいがちです。重要な映像を撮影・録画した場合には早急に別の媒体にバックアップを作成することをおすすめします。

容量と上書き

監視カメラシステムのデータ保存容量は非常に重要です。監視カメラは膨大な量のデータを生成するため、記録装置(例えばDVRやNVR)の容量はその保存期間に大きく影響します。高解像度の映像を長期間保存するためには、かなりの容量が必要となります。例えば、HD画質での常時録画は短期間でも大量のデータを生成するため、大容量のハードディスクが求められます。逆に、低解像度やイベント録画、モーション検知録画を利用すれば、同じ容量でもより長期間の録画が可能です。

多くの監視カメラシステムは、記録装置の容量が一杯になると古いデータを新しいデータで上書きする設定になっています。これは、限られた容量内で常に最新のデータを保持するための一般的な方法です。しかし、この上書き機能がデータ復旧を難しくする要因となります。上書きされたデータは基本的に復元が非常に難しいため、重要な映像が必要な場合は、定期的にデータをバックアップすることが推奨されます。また、上書きが行われる前に重要な映像を保存するために、イベントが発生した際にはすぐに映像をエクスポートすることも重要です。

【関連】データ復旧が不可能・困難な障害・メディア

監視カメラのデータ復旧には、これらの要素を考慮することが必要です。録画タイプの選択によってデータの生成量が異なるため、適切な容量の記録装置を選ぶことが重要です。また、上書きを防ぐためには定期的なバックアップと迅速なデータ保存が求められます。これらの対策を講じることで、重要なデータを確実に保護し、必要な時に復旧できる体制を整えることができます。また、削除データの復旧も動画を撮影し続ける防犯カメラの特性上、上書きされて消えてしまっている場合が多いので非常に難しいです。

防犯カメラのデータ復旧

まとめ

ドライブレコーダーは、走行中の車の周囲の映像を記録する車載装置であり、その用途や重要性が年々高まっています。かつては高価な装置というイメージがありましたが、最近では低価格モデルも増加し、自家用車に設置する個人ユーザーが増えています。その利用目的は多様化しており、事故やトラブルの記録に限らず、ドライブの思い出を記録するために活用されるケースも多く見られます。

利用者の増加とともに、ドライブレコーダーの故障やデータトラブルも発生しています。特に多いのは、データを記録している際中に自己の衝撃等でSDカードに障害が発生するケースです。こういった場合であっても、SDカードの記録チップに致命傷がなければ復旧可能です。もちろん、環境要因や衝撃によるSDカードの破損、またはソフトウェアの不具合が原因でデータが読み取れなくなることもありますが、初期調査を行うことは可能です。

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