USBメモリを使ったデータバックアップ方法
職場のPCでデータを作成した、大学の図書館や情報処理室のPCでレポートを作成していたけど、データの保管先をUSBメモリにしている方のために解説いたします。1つのUSBメモリに保管しているだけではバックアップがあるとは言うことができません。2か所以上にデータを保存する必要があります。
USBメモリにデータをコピーしてバックアップを取る方法を以下に解説します。初心者でも分かりやすいように、ステップごとに説明します。
USBメモリを使ったデータバックアップ方法
- USBメモリを用意する
- バックアップしたいデータの容量に合ったUSBメモリを選びます。
- 容量が不足している場合、バックアップに失敗することがあります。
- コンピュータにUSBポートがあることを確認する
- デスクトップPC、ノートPC、または必要に応じてUSB-Cアダプタを用意します。
バックアップ手順
- USBメモリをパソコンに接続
- USBメモリをパソコンのUSBポートに差し込みます。
- 自動的に認識され、「リムーバブルディスク」や「USBドライブ」として表示されます。
- 保存先を確認
- Windowsの場合: 「エクスプローラー」を開き、左側のメニューに表示されたUSBメモリをクリックします。
- Macの場合: 「Finder」を開き、左サイドバーに表示されたUSBメモリをクリックします。
- コピーするデータを選択
- 保存したいデータ(写真、動画、ドキュメントなど)を選びます。
- 複数のファイルやフォルダを選択する場合は、Ctrlキー(Windows)またはCommandキー(Mac)を押しながらクリックします。
- データをコピー
- 方法1: ドラッグ&ドロップ
選択したデータをUSBメモリのウィンドウへドラッグ&ドロップします。 - 方法2: コピー&ペースト
- 選択したデータを右クリックし、「コピー」を選択。
- USBメモリのウィンドウで右クリックし、「貼り付け」を選択。
- 方法1: ドラッグ&ドロップ
- コピーが完了するまで待つ
- コピー中に進捗バーが表示されます。完了するまでUSBメモリを取り外さないでください。
- USBメモリを安全に取り外す
- Windowsの場合: 右下の「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」をクリックし、USBメモリを選択します。
- Macの場合: USBメモリを右クリックし、「取り出す」を選択します。
注意事項
- データの上書き確認
USBメモリに同じ名前のファイルが存在する場合、上書きするかどうか確認されることがあります。必要に応じて対応してください。 - データ損失を防ぐために コピーが完了する前にUSBメモリを抜かないでください。
- 定期的なバックアップを心がける
データは定期的にバックアップし、重要な情報を保護してください。
例えば、大学や職場のPCを使用していて、そのPCのローカル環境には保存できないので、USBメモリにデータを保存しよう!と考えた場合にはバックアップではなく、データを持ち運んでいるだけです。バックアップを取る場合には必ず1つ以上のUSBメモリーなどの記録媒体(外付けHDD/SSD、microSDカード等)に保存しましょう。使用しているPCのOSがWindowsかMacかによってもフォーマットが異なりますので、その点を注意しながら、データを管理なさってください。
USBメモリが壊れてしまったとしてもデータは救出できる可能性が残されています。復旧事例もございますので、お気軽にデータスマートへご相談ください。
USBメモリのデータ復旧事例 https://www.datasmart.co.jp/case/usb.html