【Apple Care】液体による損傷iPhone/iPodの保証・アップルストアでの交換
iPhoneがiPodが防水対応になり水回りでも使えることは嬉しいですが、水に濡れてしまって故障してしまうとAppleの保証対象外と聞いた事がある方も多いのではないでしょうか。実際のところ、水濡れで動作がおかしくなったり、電源が入らなくなった場合には、どうすれば良いの?などの心配を抱えている方のためにご案内します。
目次
- 0.1 Apple careとApple care +で対応が違う
- 0.2 そもそもApple Careって?
- 0.3 iPhoneが水没した場合の修理はアップルストアへ
- 0.4 水没の症状は保証対象外?
- 0.5 AppleCare + for iPhoneだとどうなの?
- 0.6 iPhoneの防水性能を信頼し過ぎることは危険!
- 0.7 水没iPhoneはApple careでは修理ではなく本体交換
- 0.8 アップルストアではデータに関するサポートは無し
- 0.9 iPadの水没もアップルケアプラスでも保証対象外
- 0.10 Macに関してアップルケアは保証対象外
- 1 水没したiPhoneのデータバックアップがない場合
- 2 データのバックアップは必須
- 3 アップルケアに関するまとめ
- 4 Apple care plusで対応できないデータ復旧はDATASMART
- 5 まとめ
- 6 関連情報
Apple careとApple care +で対応が違う
まず、AppleCareとAppleCare+という二つがAppleが提供している保証にはあります。AppleCareは無料で製品保証として購入した全ての人が加入しています。そして、apple care +はiPhoneを購入してから30日以内であれば購入することでサポートが受けられる保証サービスです。
水をかけてしまって水没させてしまった。でも、確かAppleCareに入っていたはず!という方には大変残念なお知らせなのですが、Applecareは結論から申し上げるとiPhoneが水没してしまった場合には保証対象外です。したがって、iPhoneが故障しappleでのメーカー修理を利用する場合には、水没している場合は保証対象外となるので、注意が必要です。
ただし、有料版のAppleCare+を別途購入していれば保証の対象内になるので、非常に安く本体交換をすることが可能です。
そもそもApple Careって?
AppleCareそのものはあくまでも製品の初期不良等の保証であって、特別な保険サービスではありません。iPhoneを持ってる全ての人が初期に加入している、いわば製品保証書なのです。
iPhoneが水没した場合の修理はアップルストアへ
iPhoneやiPadが水没してしまった際に相談に行くべきなのはアップルストアやカメラのキタムラなどの正規修理店です。一度水没してしまったiPhoneやiPadは何が原因で再び壊れるかわからないため、継続的な利用はおすすめできません。そのため、アップルストアやアップル公式サービスでも交換修理となり、実質的には本体交換の対応となります。
【注意】交換後のiPhoneにデータはありません
アップル公式サポートによる交換修理を行った場合には初期化された工場出荷時の状態のiPhoneと交換となりますので、中に大切なデータが入っている場合には非常に困ります。もちろん勝手にデータが消えることはないのですが、アップルケアプラスなどを使用した本体交換サービスを利用する前にデータの保全をする必要があります。
iPhone水没データ復旧・写真復元・取り出し方法ガイド
水濡れしたかの確認方法
ご自身のiPhoneが水没しているかどうかは、液体侵入インジケータを見る事で確認が出来ます。液体侵入インジケータとは、水没マーク、水没シールと呼ばれるものになります。全てのiPhoneは目で確認出来る場所に水没マークがあります。iPhone5以降、SIMカードのトレイを取り外し、取り外した部分を除くと水没シールが貼ってあります。
液体侵入インジケータは、本来は白色のシールですが、写真のように水に濡れる事で赤色に変わります。白色で無い場合にはiPhoneが水没していると判定され、無償交換等はしてもらうことはできません。
参考:Apple公式(iPhone や iPod の液体による損傷は保証対象外)
水没の症状は保証対象外?
そのため、無料での本体交換が可能かどうかはApple Care +に入っているかどうかが重要になります。購入時にApple Care+(有償)に入っていれば特定の条件で無料交換が可能です。iPhone5/5c/5s/SE/6/6 plus/6s/6s plusのiPhone7以前の機種は、そもそも防水性能は搭載されておらず、iPhone7以降のiPhone7/7 plus/8/8 plus/X/XR/XS/XS Maxには防水性能が搭載されました。防水性能が搭載されたモデルであれば保証をして欲しい所ですが、結論としては、iPhone全てのモデルにおいて、水没の症状は保証対象外となります。
iPhone7以降のモデルには、防水性能が搭載され、更にiPhone XS、iPhone XS Maxの2つのモデルには、防水性能に期待が持てるIPX68という規格をクリアしています。
AppleCareの保証対象
iPhoneはAppleの製品保証で、購入日から1年間の限定保証が付帯されます。これがいわゆるApple Careです。限定保証はAppleが保証対応が必要と認めた症状に限り対応となります。画面割れ、傷など、過失のある保証は対象になりません。水没に関しても、過失の範囲内と判断される為、対象となりません。
AppleCare + for iPhoneだとどうなの?
1年間の限定保証に加え、Apple careの保証に加入する事が可能です。iPhoneの購入日から30日以内であれば、保証に加入する事が可能です。Apple care + for iPhoneに加入すると、過失や事故による損傷であっても保証にて対応が可能となります。
保証に加入している事で、費用を抑えてiPhoneの修理が可能となりますが、最大2回までの保証となり、液体による損傷も保証対応内となります。
ただ、注意が必要なことは、【損傷や不具合によっては修理できない場合もあります。過失、事故、不適切な取り扱いなどによって iPhone に壊滅的な損傷が生じている場合や、不正改造による機能障害が見られる場合などは、修理不可能なこともあります。】という記載がありますので、水没の症状の場合には修理不可となる可能性もあります。
また、不正改造による機能障害が見られる場合も、保証対象外となります。不正改造とはiPhoneを分解した時点で改造という判断となる可能性があります。ご自身でお持ちのiPhoneを分解修理をしたり、非正規修理業者での修理によりiPhoneの分解歴がある場合には、対象外、修理不可能という判断となる可能性がありますので、注意が必要です!
iPhoneの防水性能を信頼し過ぎることは危険!
iPhoneXS、iPhoneXS MaxのIPX68という規格をクリアしている防水性能は、信頼度が高い性能となりますが、iPhone7以降のモデルの性能は、防沫・耐水性能が搭載されIPX67の規格です。
防水性能が搭載されていても、大切に使っていても、ぶつける、落下の衝撃が加わる、ポケットに入れたまま座る事による圧力が加わってしまう事はありますし、継続的に使用する事で、性能が経年劣化してしまう事は十分に考えられます。また、実際にどのように使用しているかはメーカーでは判断出来ない事もありますので、防水機能に関する保証をすることは難しい事である事は容易に予想が出来ます。
水没iPhoneはApple careでは修理ではなく本体交換
水没してしまったiPhoneをアップルケアプラスを使用して修理をしよう!と思った場合には基本的に本体交換になります。そのためAppleストアに行ったとしても、データのバックアップを作成していなかったら二度手間になってしまいます。水没してしまった場合iPhoneが起動しない状態になっているか、いつ起動しなくなるかわからなくなる可能性が高いので、バックアップの作成は必須です。
アップルストアではデータに関するサポートは無し
アップルストアやアップル公認のサービスプロバイダー(カメラのキタムラ、クイックガレージなど)で写真や動画、メモ帳などのデータをなんとか救出したい!と店舗に行っても対応してもらえれません。データの取り扱いに関しては十分な注意が必要です。アップルケアプラスのサポート範囲もさることながら、アップルストアで対応しているのは画面割れによる液晶交換、バッテリー劣化による電池交換、さらに基板(マザーボード)交換を含む本体交換のサービスのみです。
参考:アップルストアではデータ復旧できない!?iPhoneの写真を取り出す
iPadの水没もアップルケアプラスでも保証対象外
iPhoneやiPodに関してアップルの保証の範囲が公式サイトに記載されていますが、iPadに関しても同様に「液体により損傷した場合、その修理は Apple 製品 1 年限定保証の対象になりません。」というのが公式の見解かと考えられます。基本的に液体による損傷は故意の自損事故ですので、保証することはできないということなのだと思います。また、データに関しても一切保証はしていませんので、中に入っているデータはバックアップを作成できる状況であればバックアップの作成をされることを推奨いたします。
Macに関してアップルケアは保証対象外
Macbook、MacbookProやMacbookAirを使用している際にコーヒーをこぼした、水がかかってしまったといった方もいるかと思います。確認してみたところ、コーヒーや水といった飲み物など液体による損傷はアップルケアプラスの保証対象外であることがわかりました。そのため、非常に残念ではありますが、保証されませんので、注意が必要です。また、アップルストア等のApple社ではデータ復旧サービスを提供していません。
【参考外部サイト】:Mac コンピュータやアクセサリの液体による損傷は保証対象外
水没したiPhoneのデータバックアップがない場合
iPhone自体の端末は諦めたとしても、水没したiPhoneのバックアップを取得していないという方の中にデータをどうしても復旧したい!という方もいるかと思います。水没によるデータ復旧はiPhoneがバージョンアップを重ねれば重ねるほど難易度が高くなっていますが、最初の対処を間違えなければデータ復旧はできる可能性があります。
データのバックアップは必須
いずれにしても、メーカーが水没に関しての保証は対象外としている以上、防水性能を信頼しすぎた使用は危険です。大切なデータが保存されているiPhoneなので、データが失われてしまう可能性がある水没の故障は後悔しても仕切れないと思いますので、使い方に気をつける事と、データのバックアップを定期的にとる事が重要です。
また、水没によりiPhoneが使えない状態となると、プライベートでも仕事上でも、連絡が取れない、確認が出来ない、データを見れないなど、影響が出ますので、防水性能に過信せず使用する事がおすすめです。iPhoneのデータのバックアップについてはこちらをご覧ください。
アップルケアに関するまとめ
防水性能が搭載され注目を集めるiPhoneですが、使い方には注意が必要です。水没で起動しない症状の場合には、修理費用が高額となる可能性がありますし、修理不可となる可能性もあります。本体代が高額のiPhoneの最新シリーズですので、可能な限り長く使いたい所だと思います。
水没の症状はメーカーの保証対象外となりますので、思いがけぬトラブルによる水没は仕方がありませんが、防水性能を信頼して、お風呂に持ち込んだり、岩盤浴、海水浴など、むやみに水の近くに持って行っての、使用による水没は高い勉強代を支払うことになりますし、後悔しても仕切れない事態となる可能性がありますので、注意が必要です。
Apple care plusで対応できないデータ復旧はDATASMART
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埼玉県警への捜査協力の実績など、公共機関からの依頼もあり、技術力には自信があります。これまではiPhoneを中心にデータ復旧を行ってきましたが、Android修理からサービスを開始し、Xperia Z3(SONY製)では総務省の登録修理事業者になっていることもあり、修理する環境に関しても配慮しているサービスです。完全成功報酬制なので、復旧しなかった場合の作業費用が発生しないあんしんのデータ復旧サービスはデータスマートです。詳しくはこちらからご覧ください。
サービス情報
8つの無料 | ①初期診断費用:0円 ②分解・取り外し費用:0円 ③組み立て費用:0円 ④部品費用:0円 ⑤復旧後の返送費用:0円 ⑥納品用メディア費用:0円 ⑦バックアップ作成費用:0円 ⑧データ保管費用(1週間):0円 |
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サービスの流れ | ①お問合せ→②依頼品の発送→③お預かり無料診断→④データ復旧作業→⑤データ納品 |
おすすめ ポイント |
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まとめ
アップルが提供しているアップルケアプラスであっても中に保存されたデータは保証の対象外です。そのため、バックアップが取れていない大切なデータが保存されている場合には本体復旧させる以外に選択肢はありません。また、アップルストアやカメラのキタムラ等の公認修理サービス提供事業者であっても、データ復旧サービスは提供していませんので、データ復旧専門業者に相談する必要があります。
この記事を監修した専門家