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OSのアップデート | データ復旧
デバイスやプラットフォームにより異なりますが、アップデートは一般的には次のような手順で行われます。
- バックアップ: 更新前には必ずデータのバックアップを取ることが推奨されます。
- 更新のダウンロード: 更新が利用可能な場合、デバイスは新しいOSのファイルをダウンロードします。
- インストール: ダウンロード後、ユーザーがインストールを開始するか、自動的にインストールが行われます。インストールにはデバイスの再起動が必要です。
- Android: 設定メニューの「システム」→「システムアップデート」から確認し、自動でダウンロードとインストールが行われます。
- iOS: 設定メニューの「一般」→「ソフトウェアアップデート」で新しいiOSを確認し、ダウンロード後にインストールします。
- Windows: Windows Update機能を使い、設定→更新とセキュリティ→Windows Updateから更新を確認し、自動的にインストールします。
- macOS: システム設定→ソフトウェア・アップデートから、利用可能なmacOSの更新を確認し、ダウンロードとインストールを実行します。
特定のツール(例:Samsung Smart SwitchやiTunes)を使用して、デバイスをPCに接続し、手動でOSをアップデートする方法もあります。これは通常、OTAでの更新が失敗した場合や、特定の状況で使用されます。
OTA
OTA(Over-The-Air)とは、モバイルデバイスにおけるファームウェアやソフトウェアの更新を、ワイヤレス通信を通じて行う技術です。ユーザーがPCを使わずにデバイス単体で最新のソフトウェアをダウンロードし、インストールできるのが特徴です。主にキャリアやデバイスメーカーが配信するもので、セキュリティアップデートや新機能の追加、バグ修正などが含まれます。OTAはデバイスのネットワーク接続を利用し、利便性が高い更新方法です。
Android
- 更新の流れ: ユーザーが設定メニューからアップデートの有無を確認し、利用可能なアップデートがある場合、Wi-Fi接続を利用して直接ダウンロードし、インストールが可能です。サムスンやGoogleなどのメーカーが提供するファームウェア更新は、端末に直接配信されます。
- 例: Android 13へのアップデートでは、バッテリーの最適化や新しいプライバシー機能が追加されました。
iOS, iPad OS
- 更新の流れ: Appleは新しいiOSバージョンをリリースすると、すべての対応デバイスに対してOTAアップデートを配信します。これにより、ユーザーは設定メニューから簡単に最新のiOSにアップデートできます。iTunes 経由でのダウンロード、更新にも対応しています。
- 例: iOS 17では、新しいロック画面機能やメッセージアプリの改良が行われました。
Windows Update
- 更新の流れ: MicrosoftはWindows OSのアップデートをインターネット経由で直接提供します。ユーザーは設定メニューから更新プログラムを確認し、自動的にダウンロードしてインストールすることができます。これはOTAアップデートの一形態といえます。
- 例:Windows 10 May 2020 Update (Version 2004)では、Windows Subsystem for Linux 2 (WSL 2) が導入され、LinuxカーネルをWindows上で実行できるようになりました。また、新しいタスクマネージャー機能や、クラウドでのPCリセット機能が追加されました。
Mac OS
- 更新の流れ: AppleはmacOSの新バージョンやセキュリティアップデートをOTAで配信しています。Mac App Storeやシステム設定から直接ダウンロードしてインストール可能です。
- 例:macOS Big Sur (Version 11.0)では、ユーザーインターフェースが大幅に刷新され、新しいコントロールセンターや通知センターが導入されました。また、Apple Siliconチップを搭載したMacのサポートが追加され、パフォーマンスが大幅に向上しました。